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空蒼寓話。

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悩。

[gemendo]
ジェメンド

苦しげに、うめくように。



彼は、いつだって悩んでた。

そんなこと、ずっと前から気付いてた。

それでも、そんな彼の優しさに甘えて、
我が儘ばかり言ってしまった。

こんな自分だから、
じゃあ離れた方がいいのかな、なんて。

思って僕は彼の元を去った。

あぁ、そもそも僕とあの人は一緒にいるべきじゃなかった。

はじめから、
出逢うべきじゃなかったんだ。

それだから、こんな風にねじ曲がって、
彼を前以上に傷付けた。

あぁ、また悩むあの人を見て、
まだ彼の心は僕のものだと、安心している自分がいる。

それは単なる自意識過剰かもしれない。

それでも。

なんて、なんて残酷な愛の形。

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Foolish love.



I thought it foolish to continue loving. 
愛し続けるのは、馬鹿なことだと思ってた。

Such love is meaningless.
だってこんな恋は意味がない。

 But, I want to be in a side forever.
それでもずっと傍にいたくて。

 I love you from the bottom of my heart.
やっぱり心からあなたを愛してたんだ。

記憶。

[accarezzevole]
アカレッツェーヴォレ

愛撫するような。



愛してるとか、愛してないとか、
そんなことはどうだってよくて。

ただ、いつも傍にいてくれたあなたのぬくもりが、
いつまでも肌に残って忘れられない。

思い出すたびに苦しくなるほど、
今でもずっと覚えているんです。

そんなことすら、伝えられない。

帰ってきて欲しいなんて、
言えないから。

あなたは今も昔も、
僕のものにはならないから。
なってはいけない立場だから。

つかの間の夢を見させてくれただけでも、
奇跡のようでした。

あなたの心が、
僕のものであったことが、一瞬でもありますように。

そして、いつか。
こんな僕があなたを好いていたことを
思い出してくれたら。
それであなたの心を少しでも癒せたなら。

あぁ、どれだけ幸せなことだろう。
僕はあなたといた時間を、決して忘れはしません。

ありがとうございました、
大切な、大切な人。

perdendosi.

[perdendosi]
ペルデンドシ

だんだん遅く、そしてだんだん弱く。
しだいに消えるように。



いつだって私は、
君の傍にいたかった。


それなのに、
どうして今、君は私の傍にいないの。


あぁ、決して届かないところへ行ってしまった君の元へ、
飛んでいけたらどんなにいいだろう。

それでも、追いかけたら君が怒るのは分かってるから、
待っていて。

あと数年、数十年かかるかもしれないけれど、
かならず君の傍に行くからね。


愛していますと囁いた、君の言葉をこの胸に。

ナイフと飼い狗と。


自分勝手なことばかり言って、
全部押しつけて、
相手のことなんて考えなくて。

自分の言いたいことだけまくしたてればそれで満足?

どれだけそれで傷付いてるかも知らずに、
あなたはいつだってナイフを突き立てる。

いつか壊れてしまうときが来るかもしれないというのに、
大切でもないものならいっそ捨ててしまえばいい。

あなたの気まぐれに付き合わされるこっちの身にもなってくれなきゃ、
飼い狗にいずれ咬まれることになるよ。

ほら、またあのうるさい声。
いい加減、黙ってて。
HN:
遊兎
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
読書・落書き・詩を書くこと・ネット
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